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小児科ブログ「かぶログ」〜”暑い日の水分補給について”

2025.08.04  

今年も暑い日が続きますが、元気にお過ごしでしょうか?暑くなると、「熱中症」についての質問が増加します。水分摂取に関する質問もそのうちの一つです。

暑いなか、体温が上昇し、立ちくらみやめまい、倦怠感を訴えるような熱中症になった場合は、水分に加えて塩分補給も重要になると聞いたことがあるかと思われます。では、夏場の普段の水分補給には、塩分補給も意識した方が良いか?

普段の生活で大切なのは、あくまでこまめな水分補給です。通常の外遊びでは、汗で失われた分の水分をこまめに補給することが大切であり、塩分補給は普段の食事やおやつで十分とされています。アメリカ小児科学会が発行する「暑い環境で運動する子どもたち向けのガイドライン」※1にも、「適切な水分量を維持するには、基本的には水で十分である。ただし強度の高い運動を1時間以上行う場合は塩分補給も考慮した方が良い。」と書かれています。

塩分含有の多い飲料(経口補水液;ナトリウム 50mEq/L)は子どもによっては飲みにくい味と感じるでしょう。塩分濃度が経口補水液より低く飲みやすい味であるスポーツドリンク(ナトリウム 20-25mEq/L)には糖分も含まれているため、過剰な摂取には要注意です。大事なのは、子どもがこまめに、嫌がらずに水分を補給することです。塩分を含んだ飲料を嫌がったとしても、水や麦茶で良いのです。ただしカフェインを含むお茶は利尿作用(おしっこの量が増えるように作用すること)があるため、避けましょう。

※1 Pediatrics (2011) 128 (3): e741–e747 (Reaffirmed Mar 2025).

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