目黒で小児科ならひでクリ
診療時間
*日曜祝日の「外科・ケガ」外来は主に整形外科医が担当するため、頭部や腹部の外傷については原則お断りしています
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小児科
小児科医が診療します。
予防接種/健診の対応時間は予約サイトをご参照ください。 -
内科/発熱/外科・ケガ
お子様のケガも「外科・ケガ」で診察します。
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救急外来
夜間は救急担当医が診療します。
小児科/内科/発熱/外科・ケガに対応します。
ご予約の際は症状に該当する科目よりご希望の来院時間を選択して下さい。
(お子様もこちらの時間帯は「内科」「発熱」「外科・ケガ」よりご予約下さい。) -
最終受付は各枠1時間前になります。
医師紹介
かぶらき(鏑木) 陽一郎
2007年 愛媛大学医学部医学科卒業
2009年 東京女子医科大学小児科に入局
2014-2016年 国立成育医療研究センター消化器科 フェロー
2016年 東京女子医科大学小児科 助教
2022年 常陸大宮済生会病院 小児科部長
日本小児科学会、日本栄養消化器肝臓学会 日本臨床栄養代謝学会
診療案内
小児科総合
子どもの病気に関して診療していきます。
診断をより正確に行うためにいろいろ質問することもあるかと思います。できる限りこどもの負担にならない選択肢をご家族と相談しながら決めていきましょう。全ての検査・治療には根拠があります。できるだけわかりやすく、簡潔に伝えていきます。
小児科に相談すべきか、他の科に相談すべきか、そもそもどこに相談すべきか、悩む場合もぜひ、当クリニックにご相談ください。
当クリニックでは必要に応じて超音波装置(エコー装置)を積極的に用います。お腹や首周りなどに対して、エコーをいわゆる「中を覗ける聴診器」として使用することで、いま何が起きているかより正確に診断できます。
外来ではこのような症状のお子さんを診療する機会が多いです。
感染症(インフルエンザ、RSウイルス、手足口病、溶連菌感染症、細菌性腸炎など)
- 発熱
- 咳
- 鼻水・鼻詰まり
- 下痢
- 腹痛
- 嘔吐
- 倦怠感
- 急性中耳炎
- 伝染性膿痂疹などの細菌性皮膚炎
皮膚の症状
- 乳児湿疹、脂漏性湿疹
- アトピー性皮膚炎
- じんましん
- 赤みを伴う発疹
- ウイルス感染症に伴う発疹
慢性的な症状
- 便秘
- 血便
- 慢性的な下痢
- 慢性的な腹痛
- お腹の張りが続く
- なんとなく気持ちが悪い
- 体重が増えない、減った
- 低身長
- おねしょ
- ・頭痛
アレルギー疾患
- 花粉症(スギ、ヒノキ、ブタクサなど)
- アレルギー性鼻炎、結膜炎
- 気管支喘息
- 食物アレルギー(卵、牛乳、小麦など)
- アトピー性皮膚炎
- じんましん
そのほか、健康に育っているのか、そもそも病気なのか、なんとなくうまくいっていない、といった漠然とした悩みもぜひお聞かせください。
うんち外来
便秘
小児の便秘症は意外と多く、小児の20%は1度は便秘症を経験すると言われています。
「便の回数が少ない」、「便が硬い」、だけが便秘ではありません。便回数は十分でありながら、排便量が少なく、便が腸内に残っている場合も「便秘」です。また、硬い大きな便が腸内にとどまると、便のすき間より下痢が出ることもあります。
「毎日便が出ている」場合でも、診察すると腸内に便が大量に溜まっているケースもよく見かけます。
便秘は一言で言うと「出るべき便が適切に排出されていない」状態のことです。小児の便秘の90%は、腸内にとどまった便が硬くなり、時間と共に蓄積されて巨大硬便となる「直腸型便秘」です。いったん巨大硬便ができると自力での排出が困難であり、さらに便がたまる悪循環に陥ります。また長期間巨大な便が腸内にとどまると、腸管が引き伸ばされて「伸び切ったゴム」のようになるため、便を効果的に動かせなくなります。その結果、さらに便が蓄積しやすくなります。
いったん腸管が引き延ばされると、元に戻るのに年単位でかかることもあるため、便秘治療は長期化しがちです。
当クリニックでは、便の溜まり具合や巨大硬便の有無を、腹部エコーを用いて評価しております。エコーを用いることで、便秘の診断を安全かつ精密に行うことができます。また、治療開始前後の便の溜まり具合や直腸の長径を比較し、治療効果を確認して参ります。
血便
- まずはお子さんの様子を見てみましょう。顔色が悪い、元気がない、お腹を痛がる、機嫌が悪いなど、腹部の張りが強い、明らかに普段と様子が違う場合などは早めに病院を受診してください。また、血液量の多い血便、下痢を伴う血便も受診を検討してください。
- その他、便秘による肛門裂傷や痔核の影響で、便に血液が付着することがあります。血便により受診された際は、血便の原因と対策についてお答えいたします。少しでも迷われたらご相談ください。
- 良性の血便のなかでは頻度の多いものとして母乳性血便があります。母乳育児をされている生後1−4か月の乳児は、便のなかに線状の鮮やかな血液が混じることがあります。赤ちゃんの機嫌は良く、血便は通常は数日で消失します。これは母乳性血便と呼ばれており、母乳を中止する必要もありません。何度か血便を繰り返す児もいますが、生後6か月を過ぎ、離乳食が進んでくると認められなくなることがほとんどです。ただし、たとえ機嫌がよく哺乳が良好であっても、血便が消失せず持続する、血液の量が多いと感じた場合はご相談ください。ミルクアレルギーなども考慮しなくてはなりません。
腹痛
- お話を聞いているだけではよくわからない、とにかく実際に診察しないとわからない、これが腹痛です。聴診器や触診などの通常診察では原因がよくわからないことがあるのが、腹痛の悩ましいところです。
- 強い腹痛だけでなく、ジリジリと腹痛が続く場合もご相談ください。慢性的な腹痛に加えて、持続する下痢、微熱、体重減少などのサインから、クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患、膠原病などの診断の糸口となる場合があります。その腹痛は内視鏡などの検査や専門治療の必要な可能性があるか、慎重に経過を見ていけば良いか、お話をさせてください。
- 当クリニックでは腹痛の診療に、必要に応じて腹部エコー装置での観察を行います。エコーを「お腹の中の聴診器」として利用し、診察の精度を上げております。こどもたちのお腹の壁は薄いため、エコー画像を大人よりも鮮明に見ることができます。
- 便秘はこどもの腹痛で最も多いものの一つです。通常の診察ではわからない便の溜まり具合も、腹部エコーを用いることで画像として見ることができます。
小児科健診
乳児健診は、子供の病気や問題点を早期発見できるだけでなく、日々の子育ての悩みや心配事を相談できる良い機会です。「行って良かった」「聞けて良かった」と思っていただける健診を目指しております。
当クリニックで行われる6−7か月健診、9−10か月健診は都からの助成が、1歳6か月健診、4・5歳児健診は区からの助成があり、それぞれ無料で行えます。またご希望があれば他の年齢での健診も可能ですので、ご相談ください。
当院で取り扱いのある健診
6−7か月健診、9−10か月健診、1歳6か月健診、4−5歳児健診
*健診ができる医療施設は、居住区ごとに指定がありますので、区から郵送されているお知らせよりご確認ください。
そのほか保育園入園時健診、就学時健診、受験時健診等各種取り扱いございます。ご心配の際にはお電話にてご相談下さい。
持ち物
母子手帳(親子健康手帳)
乳児医療証
健康保険証
乳幼児健康診査受診票
替えのオムツ
小児科ワクチン
感染症にかかったこどもたちを助けるだけでなく、予防できる感染症をしっかり予防して、こどもたちの健康な未来を保障することも小児科医の重大な責務です。
ワクチンで(Vaccine)予防できる(Preventable)病気(Disease)は略してVPDと呼ばれています。書籍やインターネット、SNSなどでは様々なワクチン情報が流れており、こどもに真摯に向かい合っているご家族ほど混乱することが多いかと思われますが、VPDについてお調べいただければ正しいワクチン情報を入手できるかと思われます。
取り扱いワクチン
定期予防接種
B型肝炎
Hib:ヘモフィルスインフルエンザ菌b型
肺炎球菌
五種混合(DPT-IPV-Hib):ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ・ヒブHib
四種混合(DPT-IPV):ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ
二種混合(DT):ジフテリア、破傷風
ロタウイルス(当クリニックではロタリックス©︎のみ受け付けております)
BCG
MR:麻疹風疹
水痘
日本脳炎
(HPVワクチンは「成人ワクチン」枠でご予約ください。)
任意予防接種
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
インフルエンザ (取り扱い期間のみ 予約サイト参照)
持ち物
予診票
記入の上お持ちください。任意予防接種の場合は不要です。
母子手帳(親子健康手帳)
接種間隔間違いなどを防ぐため、今までの予防接種スケジュールを確認するのに必要です。お持ちいただけない場合は接種をお断りする場合もございます。
保険証、乳児医療証
同時に保険診療を行う場合に必要です。
お薬手帳
内服中のお薬がある場合はお持ちください。
注意事項
- ワクチン接種前1時間は授乳・食事を控えてください。
- ワクチン接種後は、アナフィラキシー等の体の反応について観察するため、15分〜30分の院内待機をお願いしております。ご協力のほどお願い申し上げます。
- 予診票は出来るだけ事前記入をお願い致します。(体温は来院時に記載します)
- 当日は腕まくりがしやすい格好でお越しください。
- 接種当日、自宅にて体温計測お願い致します。37.5℃以上の発熱、あるいは解熱後1週間は接種する事ができません。熱がない場合でも、医師の診察の結果、接種を見合わせることがあります。ご心配のある場合は、あらかじめお電話等にてご相談ください。
- ご両親(保護者)以外の方が同伴する場合は、保護者が署名した予防接種用紙と委任状が必要です。公費で予防接種を受ける方は、あらかじめ区のホームページより委任状をご準備し記入してお待ちください。
※予診票の保護者自署欄(同意欄)には、同伴者が署名をすることになります。
よくあるご質問
予約について
- 予約していません。今すぐ行っていいですか?
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当クリニックは、患者さまの待ち時間を最小限にするために、原則予約制とさせていただいております。せっかくお越しいただいても、予約が空いている時間にご案内し直すことがございます。
直ちに診療が必要と判断されるような場合など、予約がなくても可能な限り診療に対応する場合もあります。診察の順番は予約の方が優先になりますが、救急ナースによる重症度等のトリアージにより順番が前後いたします。
- 家族で同時に受診しても良いですか。その時はどう予約を取ればいいですか?
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ご家族のみなさんが発熱されたり、赤ちゃんと一緒にお母さんも受診したい時など、ご家族で同時にクリニックに受診したい時もあると思います。そんな時も、ひでまるファミリークリニックならみなさんでご受診いただくことができます。ご家族それぞれが別の症状であってもご一緒に受診が可能です。
当院ではまずご家族全員救急医にて診療し、その上でお子さんについて小児科の医師の診察が必要と判断した場合は、(小児科の診療時間内であれば)院内の小児科医が併診いたします。
ご予約は「救急科・内科・外科」もしくは「発熱・風邪・コロナ」を症状に応じてご選択の上、ご家族の人数分の予約をお取りください。
(例:4人で受診される場合は、4人分の予約をお取りください。)
診療について
- 小児科の感染予防対策はどうなっていますか?
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①新型コロナウイルス感染症の検査希望や濃厚接触の患者様は1階発熱外来で対応させていただきます。
②健康なお子さんの来院されるワクチン・健診は、小児総合診療と時間を分けて診察いたします。
③小児発熱疾患の中でもより感染力の強い感染症でないかどうか、事前の問診やナースのトリアージで速やかに判断し、疑わしい場合には換気の良い別室での待機・診療ができるようにご案内いたします。
- どんな検査ができますか?
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院内では以下の検査が可能です。 ・各種迅速検査(インフルエンザ、アデノウイルス、R Sウイルス、ヒトメタニューモウイルス、溶連菌) ・院内血液検査(1−2滴の血液で測定します。一部項目のみ)
・静脈血液ガス測定
・簡易尿検査(試験紙を用いて行います)
・腹部、体表超音波検査
・新型コロナ関連検査(院内コロナウイルスPCR検査〔NEAR法〕15分、コロナウイルス迅速検査)
アレルギーに関する血液検査は、「食物アレルギー診療ガイドライン2021」でも推奨されているイムノキャップ®️法による測定を外部機関に委託するため、結果確認に5−7日程度かかります。
ワクチンについて
- 発熱した場合、いつから予防接種を打てますか?
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通常であれば、解熱してから1 週間で予防接種を行なっております。例外もございますので、以下の表をご参照ください。
いつから接種できる?
通常のウイルス感染症 解熱してから1週間後 インフルエンザ、新型コロナウイルス 隔離解除日から2週間後 風疹、水痘、おたふ 隔離解除日から2週間後 麻疹(はしか) 隔離解除日から4 週間後
- 抗生物質を内服してますが、予防接種はできますか?
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感染症治療のため抗菌薬(抗生物質)を内服している場合は、抗菌薬内服終了するまで予防接種を行うことはできません
ただし、感染症予防のため抗菌薬を内服しているケースでは予防接種を行うことができます。不明点はお問い合わせください。
- 他に予防接種の期間を空ける必要のある場合はありますか?
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①川崎病の治療によるガンマグロブリン投与
生ワクチンはガンマグロブリン投与から6カ月間、接種ができません。不活化ワクチンは影響はほぼないとされていますが、1カ月間は接種を控えるのが望ましいです。
②けいれん
熱性けいれんから4 週間以上空けて接種することができます。けいれんに伴う神経学的症状がある場合や、けいれんが15 分以上続いた場合は、小児神経科の専門医の許可が必要です。
③輸血
輸血後6カ月間は生ワクチンの接種はできません。
④手術を控えている場合 一般的に生ワクチンは手術1カ月前まで、不活化ワクチンは手術1−2 週間前までは接種できます(施設や術式によって基準が変わるので、ご確認ください)。
- 予防接種後に熱が出た場合はどうすれば良いですか?
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ワクチン接種の影響による発熱であれば24 時間以内に熱が下がり始めることが多いです。
ミルクの飲みや食欲が低下しておらず、緊急で病院に行く必要はありません。自宅で経過を見ていただき、必要に応じて日中の外来を受診していただくので良いでしょう。元気であっても発熱が24時間以上持続する場合はお問合せください。
以下 ・顔色が悪い ・泣き声が弱々しい ・呼吸が苦しそう ・嘔吐を反復する など、具合が悪そうな場合は緊急で医療機関を受診してください。
なお、生後3か月未満の赤ちゃんは免疫能が低く、発熱の原因がワクチンと無関係であった場合は重症化する恐れがあります。生後3か月未満の赤ちゃんは、予防接種後の発熱であっても、少しでも元気がない場合は再診あるいはお問合せください。
- 自費の予防接種について
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公費負担のないワクチンのうち、主なものは以下になります。
●インフルエンザ
目黒区に住民票があり、接種時に生後6 カ月〜中学3 年生の場合は助成があります
13歳になる前(13 歳未満)の方は予防接種1 回目、2 回目ともに助成があります。
●おたふくかぜ
目黒区に住民登録があり、接種時に1 歳以上4 歳未満の場合は1回目に限り助成があります。詳細は以下をご覧ください。
https://www.city.meguro.tokyo.jp/documents/3491/r504otahuku_oshirase.pdf
- ワクチンの接種スケジュールについて相談できますか
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日本小児科学会の推奨する予防接種計画を元にスケジュールを提案させていただきます。
一度に接種する本数を減らしたい、慎重な接種プランを希望したいなど、スケジュール調整を希望される方、予防接種プランについて不明点がある方は遠慮なくご相談ください。
参考リンク日本小児科学会 Know VPD (VPDとは ワクチンで防げる病気のこと)
定期接種ワクチン(公費負担により無料化されるワクチン)は接種する義務のあるワクチンです。公費負担の対象となる年齢から外れたワクチンスケジュールを希望することは、正当な理由がない限りご遠慮させていただきます。
受付、チェックイン、支払い、アプリについて
- デジスマアプリってなんですか?
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電子カルテとの連携によって予約、受付から会計までがスムーズに行えるシステムです。
ウェブ予約、アプリ予約が使っていただけますが、アプリのご使用が便利なのでお勧めいたします。
詳細はこちらのサイトをご覧ください。
https://digikar-smart.jp/
- デジスマアプリの登録をしなければ受診できないのでしょうか。
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皆様のスムーズで便利な診察の実現のため、なるべくダウンロード頂ければ幸いですが、アプリなしでも受診は可能です。
ご高齢でスマホの操作が苦手な方、症状がつらくスマホを操作したくない方、海外在住で日本のアプリがダウンロードできない方、アプリを増やしたくない方などもいらっしゃいますので、ご無理のないようにお願いしております。
- 保険証、医療証がありません。診察していただけますか?
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診察可能です。一度自費にて全額お支払いいただき、期日までに有効な保険証・医療証・領収書をお持ちいただけば返金いたします。
- 支払いは何に対応していますか。
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デジスマアプリにクレジットカードをご登録いただければ、診察後会計時間を待たずにご帰宅、登録クレジットカードでのお支払いが可能です。
院内の自動精算機では、現金、各種クレジットカード、各種電子マネーに対応しています。QR決済は2023年11月以降に対応予定です。
施設について
- 駐車場はありますか?
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当院専用の駐車場はありません。
入り口目の前にパーキングメーターがございますが、空車の確保はできませんのでご了承ください。