小児科
「これって病気?」から育児の悩みまで

「熱が出た」はもちろん、お腹の悩み、皮膚やアレルギーのケア、子どもの成長の心配——「大げさかな」と思う前に、まずはご相談ください。いつでも頼れる地域のファミリーとして寄り添います。
一般診療

体調のことも、育ちのことも。
親子で通えるかかりつけ小児科。
かぜや感染症などの急性疾患はもちろん、皮膚・栄養・発達・子育ての悩みまで、お子さまのかかりつけ医として幅広く対応します。必要に応じて簡易採血、超音波検査(エコー)、レントゲン検査も行えます。
💡 診療する主な症状・疾患
- 感染症(発熱・風邪症状・嘔吐下痢など)
発熱、風邪、上気道炎、気管支炎、喘息発作、胃腸炎、インフルエンザ、手足口病、アデノウイルス感染症、溶連菌感染症など - 悩ましい症状(頭痛、鼻詰まり、咳、めまいなど)
風邪や感染症かと思っていたが、なかなか改善しない症状についてもご相談ください。 - 生活における相談
体重が増えない、おねしょ(夜尿症)、ミルクや食事の悩み、偏食など - 子育て・発達の相談
発達がゆっくり、学習面で遅れや苦手あり、集団生活での悩みなど。
<発達相談外来>にて承っております。
うんち・おなか外来

触るだけではわかりにくいお腹の中。
超音波(エコー)で一緒に中の様子を見てみましょう。
当院では腹部エコーを「お腹の聴診器」として活用し、便の様子・消化管のむくみ・腸の状態などを画像で確認しながら診断・治療します。
診療する主な症状
- 便秘:こどもの便秘への視覚的なアプローチ
放置すると腸管が伸びて治療が長期化するため、早めの対処が大切です。エコーで直腸の大きさや便の量を確認し、治療の効果を保護者の方と一緒に画像で確かめながら進めます。 - 腹痛:見えない原因を正確に究明
腹痛は聴診・触診だけでは原因の特定が難しい症状です。エコーで消化管の病態や便の様子を観察することで、診断の精度を上げます。 - 下痢:原因の特定と適切なケア
急な下痢だけでなく、慢性的な下痢も診療します。2週間以上続く場合はアレルギーや「便秘に伴う便漏れ(下痢に見える)」が隠れていることもあります。 - 血便:良性・悪性の鑑別と対策
多くは肛門の傷や乳児の母乳性血便など良性の病態ですが、ミルクアレルギーや感染症、慢性腸炎など他の可能性も含め、丁寧に診察します。
アレルギー・アトピー外来

赤ちゃんから思春期まで、成長段階に寄り添いながらのアレルギー診療
子どものアレルギーは、アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・気管支喘息・アレルギー性鼻炎など、それぞれがライフステージごとに異なる特色を持ちます。年齢ごとの特徴を踏まえた診療のできる小児科の強みが出せる領域です
診療する主な疾患
- アトピー性皮膚炎
- 食物アレルギー
- 気管支喘息
- じんましん・その他皮膚症状
- スギ花粉症、ダニアレルギー
- 舌下免疫療法(スギ:シダキュア、ダニ:ミティキュア)
アレルゲンを少量ずつ体内に取り込み、「アレルギー反応を起こしにくくする体質にする」治療です。毎日舌の下に薬を置くだけで、自宅で続けられます。
予防接種

「いつ何を打てばいい?」
スケジュール作成から一緒に進めます
初診時にこれまでの接種歴を確認し、一人ひとりに合わせたスケジュールを作成します。遅れてしまった方もご安心ください。
取り扱いワクチンと自費料金表(税込)
- 定期(公費):B型肝炎、肺炎球菌、五種混合、二種混合、ロタウイルス、BCG、麻疹風疹(MR)、水痘、日本脳炎
- 任意(自費)料金表:
| ワクチン名 | 料金(税込) | ワクチン名 | 料金(税込) |
| 麻疹風疹(MR) | 8,000円 | 5種混合 | 23,000円 |
| 水痘 | 7,000円 | B型肝炎(0.25ml) | 5,000円 |
| おたふくかぜ | 6,000円 | DT(2種混合) | 4,500円 |
| 肺炎球菌プレベナー20 | 11,000円 | 日本脳炎 | 9,000円 |
| 3種混合 | 5,500円 | インフルエンザ(注射/点鼻) | 3,000円 / 9,000円 |
💡 正しいワクチンの知識のために
医療情報として信頼できる外部サイト
「Know VPD! VPDを知って、子どもたちを守ろう」を参考にすることをおすすめしています。
当日お持ちいただくもの
- 持ち物:予診票(事前記入)、母子手帳(必須)、マイナンバーカードまたは資格確認書、乳幼児医療証、お薬手帳
接種をお控えいただく場合
体温が37.5℃以上の場合、および解熱後1週間以内の場合は接種できません。疾患によって接種再開までの期間が異なります(下表参照)。
| 疾患の種類 | 再開の目安 |
| 通常のウイルス感染症 | 解熱してから 1週間後 |
| インフルエンザ・コロナ | 隔離解除日から 2週間後 |
| 風疹・水痘・おたふく | 隔離解除日から 2週間後 |
| 麻疹(はしか) | 隔離解除日から 4週間後 |
接種当日の注意事項
- 接種当日の注意:自宅で検温をお願いします。接種前1時間は授乳・食事をお控えください。保護者以外が同伴する場合は委任状が必要です。
- 接種後の待機:アナフィラキシー観察のため、接種後15〜30分間は院内待機となります。
乳幼児健診

病気の早期発見だけでなく、
日々の育児の「不安を安心に変える」健診です。
当院で受けられる無料健診(区の助成対象)
助成対象の健診(無料)
助成対象の健診(公費・無料)
- 6〜7か月健診 / 9〜10か月健診(都助成)
- 1歳6か月健診 / 4・5歳児健診(区助成 ※4・5歳児は来院直前の排尿をお控えください)
初めましての外来にて
- 2か月健診 同日に初めての予防接種をご予約の方限定で無料実施
自費健診・各種書類
- 保育園・幼稚園提出用健診 3,300円(当院医師が嘱託医を務める保育園は無料)
- 小学校受験のための健診 6,600円(視力・聴力検査は各1,100円追加)
- 学童健診
- 学童・各種提出用健診(インターナショナルスクール、ボーイスカウト等)
要お問い合わせ - 各種提出用健康診断書
(内容・書式により料金が異なります。詳細はお問い合わせください)
持ち物・注意事項
- 持ち物
母子手帳、乳幼児医療証、マイナンバーカードまたは資格確認書、乳幼児健康診査受診票、(必要あれば)替えのおむつ
頭のかたち外来
ひでまるファミリークリニックでは、2026年8月より「頭のかたち外来」を開設いたします。日本小児科学会認定の小児科専門医が診察を担当いたしますので、赤ちゃんの頭の形について、少しでも気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

こんなお悩みはありませんか
後頭部が片方だけ平らな気がする、上から見ると頭の形が平行四辺形に見える、絶壁と言われることがある、健診で「様子を見ましょう」と言われたけれど本当にこのままでいいのか不安――そうした思いを抱えるご家族は少なくありません。
赤ちゃんの頭の骨はまだやわらかく、いくつかの骨がパズルのように組み合わさってできています。あおむけで寝ている時間が長い赤ちゃんほど、後頭部に同じ方向の圧力がかかり続け、少しずつ頭の形にゆがみが生じることがあります。これは「位置的頭蓋変形」と呼ばれ、生まれつきの病気ではなく、多くの赤ちゃんに見られるごく一般的な状態です。
位置的頭蓋変形の3つのタイプ
斜頭症:向き癖により後頭部の左右どちらかが平らになり、頭全体が斜めにゆがんで見える状態です。耳の位置に左右差が出ることもあります。
短頭症(絶壁):あおむけ寝の時間が長い赤ちゃんに見られ、後頭部全体が平らになり、頭の奥行きが短くなる状態です。
長頭症:横向きの姿勢が多い場合に見られ、頭が前後に長くなる状態です。
多くの場合、脳の発達そのものに影響を与えることはないとされていますが、重度のゆがみは自然には改善しにくいこともあり、将来的に眼鏡や帽子が合いにくい、噛み合わせに影響するなど、生活上の困りごとにつながる可能性も指摘されています。


小児科部長より ―― ヘルメット治療の導入にあたって
正直に申し上げますと、これまで当院ではヘルメット治療の導入に慎重な立場をとってまいりました。従来のヘルメットは重量があり、高温多湿な日本の気候のなかでは蒸れやすく、汗疹や皮膚トラブルの原因になりやすいという課題があったためです。また「軽量」とされるヘルメットであっても、体重5〜6kgほどの赤ちゃんにとって200グラム以上の重さは決して小さな負荷ではなく、首の動きや自発的な運動発達を妨げてしまわないか、という懸念もありました。乳児期の大切な発育の時期に、そうした負担を伴う治療を安易にお勧めすることはできない、という思いがありました。
しかし近年、国産ヘルメットの改良が進み、以前のものと比べて軽量化・通気性の向上が図られた製品が登場しています。当院で導入する「リモベビー」(グンゼメディカル社製)は、100〜160グラムになります。同社が従来取り扱っていた米国製ヘルメットと比べて軽量化されており、通気孔を作成して汗や蒸れを防ぐ設計になっています。
こうした改良を確認したうえで、当院としてもヘルメット治療という選択肢をご案内できる体制を整えることにいたしました。ただし、ヘルメット治療は数あるケアの選択肢のひとつであり、すべてのお子さまに一律にお勧めするものではありません。小児科を専門とする医師が診療にあたるからこそ、頭の形の変化だけでなく、首の動きや運動発達、体格や成長のペースといったお子さま全体の様子をあわせて診ることができると考えています。装着中も首の動きや姿勢に変化がないか診察のたびに確認し、タミータイムなど運動発達を促すケアと並行してご案内しながら、お子さま一人ひとりの発達段階に合わせてヘルメットの適応やタイミングを見極め、ご家族と一緒に今後の方針を考えていく、という姿勢を大切にしています。

当院の外来体制
頭のかたち外来は、目的に応じて2つの外来に分かれています。いずれも日本小児科学会認定の小児科専門医が診察を担当します。
① 頭のかたち相談外来(保険診療)
対象:生後2〜6か月のお子さま
まずはこちらの外来をご受診ください。ノギスによる計測で頭の形の重症度を客観的に評価します。
首がまだすわっていない生後2〜3か月頃のお子さまには、タミータイム(うつ伏せ遊び)や、寝る向きを変える工夫(アクティブ・ポジション・チェンジ)など、ご家庭でできるケアをご案内し、1〜2か月後に再受診していただいたうえで改善の程度を確認します。それでも中等症以上のゆがみが残る場合は、自然経過での改善が難しいと判断し、ヘルメット治療もご案内します。
生後4か月以降ですでに首がすわっており、中等症以上のゆがみがある場合は、治療のタイミングを逃さないよう、早めにヘルメット治療についてもご案内いたします。
② ヘルメット療法外来(自費診療)
頭のかたち相談外来でヘルメット治療の適応と判断された方が対象です。3Dスキャナーで頭の形を計測し、データをメーカーへ送付、10日程度でオーダーメイドのヘルメットが完成します。その後は1か月ごとにご来院いただき、装着状況の確認と調整を行います。
対象月齢の目安
ヘルメット治療は、首がすわる生後3〜6か月頃を導入の目安としています。頭蓋骨がやわらかいうちに開始するほど、改善が期待しやすいとされています。「様子を見ているうちに時期を逃してしまった」ということのないよう、気になる方はお早めにご相談ください。
費用
ヘルメット療法(リモベビー使用):495,000円(税込)
ヘルメットの作成費用に加え、治療期間中の調整費用まで含まれています。リモベビーは前後2分割構造で、頭部の成長に合わせて調整用スクリューで前後の重なりを調節できるため、ヘルメットを作り直すケースはほとんどなく、追加費用が発生しにくい点も特徴です。
なお、頭のかたち相談外来は保険診療のため、通常の診察料のみで受診いただけます。
診療時間
2026年6月より、下記診療時間となります。

※最終受付は各枠終了の30分前です。
※混雑状況により、最終受付時間よりも前に、ご予約のない方の受付を終了する場合があります。確実なご受診のために、WEB予約をご利用ください。
※予防接種・健診の対応時間については予約サイトをご確認ください。